2010年1月29日金曜日

"Crazy Heart" 「クレイジー・ハート」

ジェフ・ブリッジズが、落ちぶれたカントリー歌手に扮する映画です。

カントリーは苦手なほうで、「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」も敬遠したくらい。ではなぜ本作を観に行ったかというと、それはブリッジズが、今期映画賞主演俳優部門において、コリン・ファースの大敵だからです。コリンだって"A Single Man"の演技が絶賛されているのに、ゴールデン・グローブ賞も、SAG賞も、あっさりブリッジズが獲ってしまいました。でもまぁ、かたや恋人の死を嘆くイギリス人の隠れゲイ役、かたや落ちぶれたカントリー歌手役ときては、勝負は戦う前からついているようなものですけどね。それに、こちらの業界では、「ジェフ・ブリッジズは長年正当に評価されてこなかった。ここらで賞を獲らせてあげるべきではないか」という機運が高まってるのもあり、コリンは分が悪いです。

2010年1月24日日曜日

"Legion"「レギオン」

「ザ・ウォーカー」を観た2日後、本作を観ました。またまた「終末もの」ジャンルですが、ポスト・アポカリプスの世界が舞台だった「ザ・ウォーカー」と違い、こちらはプレ・アポカリプスの様を描いています。

人類に飽いた造物主が、天使の軍団を地上に遣わして人間達を滅ぼそうとする。だが大天使ミカエル(マイケル)のみが、絶対神の命に背き人間の味方に回る。かくて天使対天使の、凄絶なるハルマゲドンの幕が切って落とされた−−。

"The Book of Eli"「ザ・ウォーカー」

デンゼル・ワシントン主演(&プロデューサーのひとり)の、終末ものの1本です。最近は、ヴァンパイアものと終末ものが2大トレンドになっていて、いろんなバリエーションが(嫌でも)楽しめます。(^_^;)

アルマゲドンから30年後の未来を舞台に、地球上でただひとつ残った聖書を携え、ひたすら西を目指して歩き続ける男イーライ(ワシントン)と、聖書を奪おうとする権力者カーネギー(ゲイリー・オールドマン)のし烈な争奪戦を描きます。

2010年1月23日土曜日

"The Lovely Bones"「ラブリーボーン」


数年前、原作がアメリカでベストセラーになって、本屋さんに平積みになっていたのをよく覚えています。帰国後、ピーター・ジャクソンが映画化するという話を聞いて、翻訳されたのを読んでみました。これはフィクションですが、原作者アリス・シーボルトの実体験を基にした「ラッキー」も読んだりしました。ジャクソンが原作を読んだのは、まだ「王の帰還」の音楽を作ってる頃で、ちょうど親しい者を何人もなくしたばかりだったので、大泣きしちゃったらしいです。特に最後の「みんなが長生きして幸せに暮らせますように」という一文に、すごく感銘を受けたそうです。ちゃんとその一文、映画に出てきました。監督の「乙女の祈り」も、少女2人が主人公のなかなか面白い映画でしたが、本作はどのように料理されたのでしょう。

2010年1月12日火曜日

"Youth in Revolt"

"Youth in Revolt"を観ました。

「JUNO」でジュノの気のいいBFを演じていたヒョロヒョロの男の子、マイケル・セラが主演の、薬味のきいた青春コメディです。

セラ扮するニックは、フランク・シナトラやフェリーニ映画を愛する奥手な16才。離婚した両親はそれぞれ恋人に夢中で、息子の目の前でイチャイチャするのだからたまりません。ほどなく母親のだらしない彼氏(ザック・ガリフィアナキス)がトラブルを起こし、ほとぼりが冷めるまで3人はトレイラー・パークに難を逃れるのですが、そこで、ニックはシーニという女の子に出会います。シーニもシナトラは好きだけど、セルジュ・ゲンズブールが一番という、「17歳の肖像」のジェニー同様にフランスかぶれの子で、将来はフランソワという名前のフランス人と結婚するのが夢なのだそうです。

2010年1月11日月曜日

"Daybreakers"

"Daybreakers"を観てきました。今年最初のヴァンパイア映画です。
監督は「アンデッド」のスピエリッグ兄弟で、オーストラリアでロケ撮影されました。

2019年、世界は吸血鬼たちで溢れてて、彼らの餌食となる人間達は絶滅の危機にあります。「ゾンビランド」と似た設定ですが、ゾンビよりは吸血鬼たちのほうが脳ミソがあるので、もうちょっと文化的な生活というか、昼夜逆転してるだけで、人間社会と変わらない生活を保っています。

2010年1月10日日曜日

"NINE"


"NINE"。また「ナイン」です(「9」「第9地区」に続いて)。もうナインかね。

昨日の「プリンセスと魔法のキス」に続き、2日続けてミュージカル! すごいな。でも客層は、180度というか、7世代ぐらい違いました(^_^;)

この映画はフェリーニの「81/2」を翻案したミュージカル、「Nine」の映画化だそうです。どちらも観たことのない私は、まるで宿題をしないで授業に出てしまったような、居心地の悪い思いで映画に臨みました。

"The Princess and the Frog"「プリンセスと魔法のキス」


"The Princess and the Frog"を観てきました。ディズニーの手描きアニメーションです。ディズニーファンではないので定かではないけど、確か、手描きアニメ部門は閉鎖したのではなかったでしたっけ??

この作品は、ベニス映画祭のピクサー授賞式の時、冒頭5分〜10分ほどがまるまる上映されました。その時は、1920年代のニューオーリンズの街並みと、悪役にヴードゥー遣いを持ってくるのが面白そうだなと思いました。

ディズニー史上、初めての黒人のお姫様ということが話題ですが、白人の女の子(幼児)たちが普通に見に来ていました(サンタは黒人は少なめです。オークランドあたりだと、きっと事情は違うでしょう)。「魔法にかけられて」後のお姫様像の創作はやりにくかったのではと思ったのですが、どうも「なかった振り」を決め込んでるところが、とてもディズニーっぽいです。

でも、お姫様の存在感が、とても弱い。カエルに変身してからこっち、ほとんど存在感をなくしてます。お姫様以外のどの登場人物も、キャラが立ってません。唯一、お姫様のお金持ちの白人の女の子(こっちが本当のお姫様)だけは、生き生きして、個性があって、表情も豊かで良かったです。あと、Cajunなまりのひどい蛍が、お星様(お姫様達が願いをかける願い星)のことをイカす蛍だと勘違いして、片思いするエピソードは、すごく効いてました。星に「エバンジェリン」という名前をつけるんですよね。蛍は、「ピノキオ」のコオロギ的な位置づけでした。

手描きアニメの優しい描写と動きは、ぞんぶんに楽しめます。ドレスのふわふわした表現なんか、とても丁寧に描かれています。あと、王子様のおつきの者が、「魔法にかけられて」のティモシー・スポールに顔がそっくし(^_^)。

2010年1月8日金曜日

"Sherlock Holmes"「シャーロック・ホームズ」


今年初めて見に行った映画は、「シャーロック・ホームズ」。

ロバート・ダウニー・Jr.がホームズ、ジュード・ロウがワトソンという、異色の取り合わせです。監督はガイ・リッチー。

2010年1月5日火曜日

アメリカの年末年始TV番組:"Kennedy Center Honors" "Half Ton Teen" Rose Parade

東と西の時差の存在を忘れていて、NYで行われる新年カウントダウン中継を見損ねてしまいました(T_T) カウントダウンの後は、カーネギーホールでや るコンサートを中継するのが恒例のようです。いつか生でカウントダウンを見に行きたい気もするけど、むちゃくちゃ寒そう…。

★Rose Parade
1月1日は、ローズボウルがあります。ゲームそのものは見ないけど、ゲーム前に行われるパレード、Rose ParadeのTV中継を観ました。場所はカリフォルニア州パサディナ。確かロサンゼルスの近くですよね…。たくさんの山車やマーチングバンドによる、と ても華やかなパレードは、感謝祭のMacy'sのバルーンパレードと並ぶ、TVで楽しむ季節の風物詩的な定番番組。私が視聴できる基本的なケーブルTV局 だけでも、ABC、NBC、TLCと、3局で中継してました。やっぱりみんな好きなんですね(^_^)。

数年前は、パフィーの山車があったりしましたが(パフィーの子ども向けアニメ番組が結構人気でした)、今年はジャッキー・チェンがニコニコ手を 振ってました。ハドソン川の英雄、サリー機長がパレードのgrand marshalです。山車は、草花や海苔などを素材にしてますが、動くギミックが仕掛けられてたり、花火を打ち上げちゃったり、とにかくど派手。「紅白」 のメガ幸子も参加すれば良かったのに! 日本からは、なぜか京都のマーチングバンドが初参加していました。一番受けていたのは、スノボ上手なブルドックた ちが、スローブをすい〜っとすべっていく山車。この山車は全長がこれまでで一番長くて、角を曲がれるか微妙だったのですが、無事に曲がった時は大喝采が起きてました。