2012年12月17日月曜日

"Hitchcock" 『ヒッチコック』

アルフレッド・ヒッチコック監督が、ホラーの金字塔『サイコ』を撮った過程を描く内幕もので、スティーブン・レベロの「アルフレッド・ヒッチコック&ザ・メイキング・オブ・サイコ」を原作に、『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』のサーシャ・ガヴァシがメガホンを取っています。

2012年11月23日金曜日

"Rise of the Guardians" 『ガーディアンズ 伝説の勇者たち』

パーフェクト、と思いました。

ドリームワークスのCGアニメーションです。3D版で鑑賞。感謝祭の休日に行ったのですが、映画館は予想に反して閑散としていました。

サンタクロース、イースターバニー、トゥース・フェアリー、サンドマン、それにジャック・フロストが、ピッチ・ブラックという子供たちに悪夢をもたらす存在に対抗してたちあがる、というストーリー。

原作は、ウィリアム・ジョイスの「The Guardians of Childhood」という絵本です。「ルイスと未来泥棒」の原作絵本と同じ人です。(わー、"The fantastic flying books of Mr. Morris Lessmore"もこの人だったのか。苦手なんだよね、これ…)

2012年11月5日月曜日

"Wreck-it Ralph"『シュガー・ラッシュ』

ディズニーのCGアニメです。

アーケードゲームのキャラクターが、「おもちゃのチャチャチャ」よろしく「みんなスヤスヤ眠るころ」に「箱を飛びだし」て、いろんなゲーム世界を行ったり来たりして交流できる、という設定のお話です。行き来できるのはあくまでゲームの世界のみで、人間の世界(ゲームセンター)と交わるということはなく、そこが『トイ・ストーリー』や『魔法にかけられて』と一線を画すところ。ゲームのキャラクターは、アーケードゲームのスクリーンの裏側から、現実世界の人間のゲームプレイヤーたちをそっと見つめ返しているのです。

2012年10月30日火曜日

"Cloud Atlas"『クラウド アトラス』

2ヶ月ぐらい前、映画館で予告編を見て引かれ、調べるとウォシャウスキー兄弟(※)の監督作ではありませんか。『マトリックス』の、mind-bendingなセンス・オブ・ワンダーを再び体験させてくれるのか、それとも『マトリックス2』以降の失望の繰り返しか、予告編を何度かみるうちにどうも後者っぽいなと思いつつ、でも観てみなければ、どちらかわかりません。最初、菊地凛子かと思ったアジア人の女優は、ベ・ドゥナでした。昨日やっと思い当たったのですが、ベ・ドゥナって『空気人形』の子ですね! 彼女に白羽の矢を立てるとは、さすが、ウォシャウスキー。

2012年10月27日土曜日

"FRANKENWEENIE" 『フランケンウィニー』

日付入り特製ポスター、ぬいぐるみ、
Subwayのおまけバッグ三種。

ティム・バートンの、ストップモーション・アニメーションです!

深夜0時の先行上映では、バートンのイラストをあしらった特製ミニポスターがもらえるというので、サンノゼ方面のIMAXシアターに向かいました。このあたりでは1館だけなので、遅れてポスターをもらいそこねては大変と張り切って2,3時間前に着いたけど、行列の「ぎょ」の字もありません。おかしいなぁ。時間を潰して30分ぐらい前に戻り、館内に入っても、並んでいるのは私たちだけ! となりのスクリーンの『Taken 2』先行上映は、カップルや仲間同士のティーンたちでにぎやかなのに、一体どういうこと!? あまりに予想外の事態に信じられない気持ちのまま、もらったポスターを手に(わーい)座席に着いた私たち。上映が始まっても、結局10人に満たない観客数……。

"Chasing Mavericks"『マーヴェリックス/波に魅せられた男たち』

本日(10月26日)公開の映画です。

これは、サンタクルーズ出身のサーファー、ジェイ・モリアーティの実話に基づいた物語。ジェイは弱冠15才にして伝説のビッグウェイブ「マーヴェリックス」の危険な波乗りに挑戦し、一度はほとんど溺れ死にそうな目に遭いながら、見事に乗りこなしてサーフィン界にその名を知らしめるようになります。惜しくも2002年、22才の時にダイビング事故で亡くなった彼のことを、サンタクルージャンたちは今も忘れません。

2012年7月21日土曜日

”The Dark Knight Rises" 『ダークナイト ライジング』

クリストファー・ノーラン監督と、クリスチャン・ベールのコンビによる“バットマン”三部作の最終作です。二作目の『ダークナイト』はとても評価が高く、誰もがヒース・レジャーのジョーカーに強烈な印象を植えつけられたことと思います。その次作であることに加え、めくるめく傑作『インセプション』を挟んでの3作目とあっては、ファンの期待もおおいに高まるというものですが、低評価を下した評論家をネット上で個人攻撃するほど加熱していたとは、知りませんでした。


ハービー・デントの一件から、はや8年。心と体の傷が癒えないブルース・ウェインは、邸宅に引きこもって隠遁生活を送っていた。デントとバットマンが組織犯罪を一掃したため、ゴッサムシティは平和が保たれ、バットマンの出番もなかった。そう、ベインと名乗るリーダーに率いられた犯罪組織が現れるまでは——。

2012年7月1日日曜日

"Ted"

マーク・ウォ−ルバーグの親友は歩いてしゃべるクマのぬいぐるみ、というコメディ。

といってもお子様向けではありません。このクマ、とんでもなく口汚くてお下品なのです。R指定映画です。

予告編で、クマの下品ぶりをたっぷり見せつけられていたので、覚悟して観にいったせいか、思ったほど不快な思いはしませんでした。というか、笑っちゃった(^_^;)。

2012年6月24日日曜日

"BRAVE"『メリダとおそろしの森』

 ハイランドゲームでもらったグッズ(ポスター、
うちわ、はがきセット、Bravery Detector)と
劇場でもらったステッカー。
ピクサーの新作アニメーション"Brave"を見てきました。土曜日の11amの回、3D版です。本当は初日の金曜日に見たかったけれど、学校があったのです。

ディズニーの宣伝が公開1,2ヶ月前からすごくて、劇場に行くと"Brave"の赤毛の三つ子のポスターやシールが壁に貼られており、その場所をスタッフに告げると特製ステッカーがもらえるキャンペーンを展開したり、"CUPCAKE WARS"という料理番組のテーマになったり、SUBWAYサンドウィッチとタイアップしたりとあの手この手で大プッシュしてました。もちろんそんなにプッシュされなくても、去年、メリダが馬で森を駆ける特報映像を目にして以来、公開を待ちこがれていたわけですが、さらに気分も盛り上げるべく、ちょうど公開一週間前にサンタクルーズで開かれたハイランドゲームス(スコットランド祭り)にいそいそ行くと、ここでもディズニーは抜かりなく、メリダにちなんだアーチェリーのお試し会や、"Brave"グッズを配ったりしていました。

SUBWAYのバッグと3Dカード



きっと子連れの観客でいっぱいだろうなー、早めに行っていい席確保しなきゃ、と張り切って20分くらい前に行ったら、劇場はまだ準備中で、「10分前に開きます!」と言われ、思いっきり肩すかし。10分前って…。一組のカップルと一緒におとなしく待ち、場内に入ると、当然一番大きいスクリーンでやるのかと思いきや、2番目の小ぶりな部屋での上映です。なんだろうこのやる気のなさ。ヒットを期待してないのだろうか? あんなに宣伝してるのに…。結局、まばら〜な客席でさびしい鑑賞とあいなりました。あらら…。女の子を主人公にした戦略、裏目に出たかしら。(全米的には立派な興行成績で1位を射止めています。サンタの動向は参考になりません)



ピクサーアニメーター3人の直筆イラスト。
世界に1つ!
(詳細は下に)

スコットランドのとある国の王女として生を受けたメリダ(ケリー・マクドナルド)。強くたくましい父王(ビリー・コノリー)、優しく賢く、完璧な女王である母(エマ・トンプソン)、そしてわんぱくな三つ子の弟たちに囲まれて、アーチェリーが得意な跳ねっ返り娘に育ったメリダもお年頃に。帝王学ならぬ女王学教育に余念のないエマトン母〈顔も似てる)が、他氏族から3人の花婿候補を呼び寄せて縁組みをお膳立てしますが、メリダがおとなしく従うはずもなく……。


2012年6月15日金曜日

"Prometheus"『プロメテウス』

劇場でもらったポスター
IMAX 3Dにて鑑賞。近年のIMAXは、ばかでかいスクリーンではないのですね。

リドリー・スコットがSFに帰ってきた! ああ、長生きはするものです。『ブレードランナー』の続編も、2019年より前に見れそうだし。

期待度130%で観にいったのですが、裏切られませんでした。いやいや、怖かったですよ〜、ドキドキしましたよ〜。映画が進むにつれ緊張度は増し、座席で縮み上がっていました。ふう、スコットSF健在!! (アメリカでのプロモーション、「『エイリアン』『ブレードランナー』のリドリー・スコット監督作」として宣伝しているのがうれしい。日本じゃ『グラディエイター』なのね)

2012年5月29日火曜日

"Otter 501"

タイトルの"Otter 501"とは、とある赤ちゃんラッコに付けられた識別名のことです。カリフォルニア州のモントレーという町は、モントレー水族館やジャズ・フェスティバルなどで有名な海辺の町。私の住むサンタクルーズからは、車で1時間ほど南にあります。モントレー湾は、絶滅危惧種であるラッコが今も2700頭ほど生息する貴重な海域で、ここの水族館は、親からはぐれたラッコなどを保護し、一定期間飼育して、また海に戻すという活動をしており、501号もそんなはぐれラッコの一匹です。これは、ラッコ501号を偶然保護した若き女性と、501号の運命、そしてモントレー湾に住むラッコたちの生態をカメラに収めた、赤ちゃんラッコのように愛らしいドキュメンタリーです。

2012年5月22日火曜日

"The Avengers"『アベンジャーズ』

相当景気のいいオープニング成績をあげているとは聞きましたが、サンタクルーズの映画館で、公開2日目の土曜日の昼下がりに観に行って、前から2列目の席しか空いていないなんて、初めての経験です。映画が終わって映画館を出ると、次の回待ちの行列が、イベント映画の公開初日深夜0時の回に出来るぐらいの長さになっていました。これは歴代の興行成績を塗り替えてしまうかも、と思わせる人気ぶりで、実際オープニング記録を更新した模様。

2012年4月29日日曜日

"The Pirates! Band of Misfits"

去年のポスター。公開日伸びたのね。
お待ちかね、アードマンの新作3Dパペットアニメーション! アードマンの創立者の一人、ピーター・ロードがプロデューサーと共同監督を務める本作は、タイトル通りのパイレーツ・ムービー。「海賊」といえばジョニデのジャック・スパロウのイメージがすっかり出来上がってしまった昨今ですが、粘土のパペットたちによるアニメーションで、新たな海賊像を打ち出せるでしょうか!?

2012年4月9日月曜日

"Jiro Dreams of Sushi"「二郎は鮨の夢を見る」

Jiroという高齢の、東京で小さな寿司店を営む寿司職人の日々を追ったドキュメンタリーです。

映画館で予告編を観た時は、「超一流の寿司職人なんだろうけど、ただ寿司を握ってる姿を淡々と捉えたって、長編映画の題材として保たないんじゃないのか、どうやって1編の作品に仕上げてあるんだろう、エキゾチック趣味の欧米人を満足させる以上のまともな作品に仕上がっているだろうか」、と映画作りノウハウの面でも興味をそそられて、公開を心待ちにしていました。

2012年4月1日日曜日

"The Hunger Games"『ハンガー・ゲーム』

観て参りました、話題の映画『ハンガー・ゲーム』。

2008年に刊行された同名の原作小説が、アメリカの若者に大人気らしくて、映画公開の少し前くらいから、ファンたちの熱望ぶり、熱狂ぶりがニュース番組などで大きく報道されていました。そういえば、去年の秋口あたりの"Entertainment Weekly"誌の表紙を本作の主人公が飾り、「?なんだろこれ? 聞いたことないけど、新番組かなんか?」と疑問に思ったのですが、それだけ、業界が注目してたわけですね。

2012年2月27日月曜日

"The Artist""The Descendants""Albert Nobbs""My Week With Marilyn""The Oscar Nominated Short Films 2012 ANIMATED""A Dangerous Method""Tinker Tailor Soldier Spy"

アカデミー賞の発表まであと数時間!
というわけで、観だめていた映画の感想を一挙アップ!



★ "The Artist"『アーティスト

白黒の無声映画です。スコセッシの
ヒューゴの不思議な発明とは違うアプローチで、黎明期の映画/映画製作者たちへの愛を表現しています。スコセッシと比べれば若手監督ということもあり、底の浅さはいなめないけれど、映画のストーリー運び自体も無声映画の他愛なさを踏襲しているので、うまく調和しています。

何より、犬のアギーが観客のハートをわしづかみ! 主役の二人もすごく芸達者で、白黒映像で際立つ濃ゆい顔がアピーリングでしたが(男優の方が、「顔が濃すぎて映画俳優向きじゃないって言われ続けてたんだ」ってどこかで言っていました)、見終わった後、観客の頭の中は、アギーのかわいさでいっぱいになってるはずです。劇中や、劇中劇のアギーの活躍する姿、こちらの方がよっぽど「タンタンとスノーウィー」っぽいと思いました。(アギーは、犬のアカデミー賞をもらったけれど、もう引退するんですって。お疲れ様!)


そして、ラストシーンの締め方が良かったです。


"The Descendants"『ファミリー・ツリー』

アレクサンダー・ペイン監督の映画は、どれもいまいちピンと来ないんですよねぇ。今作も非常に評判が良く、アカデミー賞にもノミネートされていますが、どうしてこんなに評価が高いのか、さっぱりです。抑制されたユーモアとペーソスの、こういうタイプの映画を撮る監督が、アメリカでは珍しいからってだけじゃないのかな。すごくいらつく人間模様なのですが、いらつくのはそれだけリアルだからってこと?


娘から、奥さんが浮気していた事実を告げられ、家から飛び出したジョージ・クルーニーの、サンダルでみっともなく走る長回しカットが話題です。


"Albert Nobbs"『アルバート氏の人生

グレン・クローズが、
性別を隠してホテルの使用人として働く、19世紀のアイルランドが舞台の、ちょっと変わった物語。クローズは舞台でこの役を演じていたとか。

この映画の主人公の場合、別に性的嗜好で男装しているわけではなく、若い頃から必要に迫られて男の使用人として生きてきただけなので、本人は自覚していませんが、「愛」というものについて、混乱しているというか、区別ができていません。


「アリス」の美少女、
ミア・ワシコウスカ扮するメイドに「恋」をして、プロポーズするのですが、それは恋愛感情ではなく、擬似的な母性愛のようなものだったのでしょう。アルバートは母の愛を知らずに育ち、実の母については1枚の写真を持っているのみです。毎夜、その写真にキスをして眠るアルバート。

でも、「性」という要素を差し引けば、どんな愛も同じじゃないのか、とかそんな妄想をつらつらしてしまう映画でした。


 "The Pearce Sisters"という、アードマンアニメーションのアニメーターが作って、賞をたくさんもらった短編アニメーションがあります。荒涼とした浜辺に住む、醜い姉妹の話なのですが、なんだかその作品を連想してしまいました。ストーリー的には何の関係もないんですけどね。


一度だけ、「女装」をして浜辺を駆けるアルバートの姿がとても印象的。
エンドクレジットに流れる歌は、シニード・オコナーでした。


 "The Pearce Sisters"


"My Week With  Marilyn"『マリリン 7日間の恋』

ミシェル・ウィリアムズのマリリンが、とっても良かったです。この映画のマリリンは、精神的な不安定さ、あやうげな様子が、周囲の人間の保護意欲を刺激し、「自分が彼女を守ってあげなくては」という気持ちにさせることで味方につけ、大きな武器になることを、よく分かっていた、したたかな女優でした。昔、『マンイーター』という曲が流行ったけれど、こんな女性にかかったら、イギリスのお坊ちゃん(この映画の主人公)なんか、ひとたまりもないですねー。

「いくら装っても、しょせんはマリリンを演じるミシェル・ウィリアムズでしかない」と、ロジャー・エバートの子分の若手批評家たちが意地悪く言っていましたが、私はミシェル・ウィリアムズがオスカーの女優賞を獲ったらいいなと思います。

ケネス・ブラナーがローレンス・オリヴィエ役で共演、エマ・ワトソンと、ジュディ・デンチ(途中で忘れ去れてしまう扱いはどうなの)もちょい役出演。

"The Oscar Nominated Short Films 2012 ANIMATED"

アカデミー賞の短編賞にノミネートされた作品を、まとめて上演する
毎年恒例の上映会です。アニメ編と実写編に分かれています。

今年のノミネート作は、「なんでこれ?」とクビを捻るものが多いです。多分、
 "The Fantastic Flying Books of Mr. Morris Lessmore"か、ピクサーの"La Luna"が獲ると思いますが、前者は私の嫌いなタイプ。主人公の顔も苦手…。キートンがモデルらしいけれど。1つぶで3度楽しめる、 "A Morning Stroll"が一番好きでした。ニューヨークの街角を歩いていたら、向こうからニワトリが歩いてきて…。

いつもおまけで、惜しくもノミネートからもれた作品も、
"Highly Commended"として何作か一緒に上映するのですが、地球温暖化をおちょくった"Skylight"がおもしろかったです。



"A Dangerous Method"『危険なメソッド』

ユングとフロイトの実話を基にした、デヴィッド・クローネンバーグ監督作品です。去年アメリカで大ブレイクしたマイケル・ファスベンダー(『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』の若きマグニートー役、SHAME -シェイム-』
『裏切りのサーカス』)が、内心を表に出さない草食系のユング博士を演じ、ヴィゴ・モーテンセンが、食えなさそうなフロイト博士を演じています。

チューリッヒにあるユングのクリニックに、精神疾患を抱えたやんごとなきお嬢様が連れてこられるところから、物語が始まるのですが、この女性、サブリナ役のキーラ・ナイトレイの演技が、のっけから最後まで、凄かったです(鼻血ものカットあり!)。とはいえ見どころは、やっぱりユングとフロイトの、精神分析と治療法をめぐっての、丁々発止のやりとり(対話と書簡の両方)にあります。この二人が師弟関係だったとは、知りませんでした。


一見草食系のユングが、とんでもない大食漢として描かれているのは、どう分析すればいいのかしら?


クローネングバーグの映画というと、ダイレクトに視覚に訴える映画というイメージがありますが、本作は頭の方にもたくさん刺激をくれました。


★"Tinker Tailor Soldier Spy"『裏切りのサーカス』

ジョン・ル・カレのスパイ小説、スマイリー・シリーズの「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」を、「ぼくのエリ 200歳の少女 」のトーマス・アルフレッドソン監督、ゲイリー・オールドマン主演で映画化。

これは、監督の選択の勝利ですねー。何でも言葉で説明するのではなく、映像で見せる演出がうまく機能して、ドライなスパイ物、という前提をくずさずに、なおかつポエティックでウェット、という要素が同居していました。


きっとセリフを聞き取るのに苦労するだろうと思ったので、耳の不自由な人向けに、字幕を表示する機械を備えた映画館に行ったのですが、この機能、まだ新しいものなので、ちゃんと動きませんでした。次に使えるタダ券をもらったけれどね。


この映画にも、マイケル・ファスベンダーが出演しています。コリン・ファース(←もちろんだから観た)との親友役。