2017年2月26日日曜日

“Lion”『LION/ライオン ~25年目のただいま~』

インドからオーストラリアに養子にもらわれた男の子が成人後、おぼろげな記憶を頼りに、Googleで故郷と家族を探し当てた実話に基づくストーリー。

養子にもらわれるまでのお話がとても面白かったです。貧しい母子家庭に生まれたサルーは、幼いながら家計を助けようと、夜の仕事に出かける兄(もまだ幼い。)に、自分も連れていけとお願いネコして無理についていきます。ですが寝ぼけて回送電車に乗ってしまい、気がついたら故郷から遠く離れた町に。ひとりぼっちで見知らぬ町をさまよい、危うく人身売買の魔手につかまりかけたりしながら、故郷に帰ろうとするサルー。とうとう孤児院に入れられ、そこから養子にもらわれていきます。

サルーのお兄さんが、弟思いのいい子なのに、一番星回りの悪い役になっちゃって、胸が痛みます(もしうちのだんなが観たら、絶対「お兄さんが一番かわいそう」って言うと思う)。成人後、サルーはインド人の知人の家で見かけたお菓子が、幼い頃食べてみたいな、と兄と屋台を眺めたあこがれのお菓子だったことから望郷の念を一挙に募らせるのですが、そのお菓子がちびっ子にはたまらない、毒々した赤色の揚げ菓子でした😋 どんな味だろう。


養母役に、ニコール・キッドマン。子役のサニー・パワールがキラキラしていて素晴らしかったです。ゴールデングローブ賞の授賞式で、視聴者をめろめろにした、あの子です。成人役のデブ・パテルは『スラムドッグ$ミリオネア』が出世作ですが、『スラムドッグ』に出ていた子役の子たちのように、結果的に搾取されたかたちに終わらないように、切に望みます。

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